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2015.07.12

世界の鍋料理 Part2

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ユニークな世界の鍋料理

世界の鍋料理では、割りと知名度の高い世界各国の鍋料理をご紹介しました。

しかし、世界には、まだまだユニークな鍋料理がたくさんあります。

今回は、前回よりもコアでマニアックでユニークな鍋料理をご紹介します。

日本からもっとも遠い国の鍋料理「ムケッカ」

ムケッカ

日本からもっとも遠い国がどこか、ご存じですか?

日本にとって地球の裏側に位置する国、それは中南米に位置する「ブラジル共和国」。

日本との距離、およそ20,000km。

本場の「ムケッカ」を食べようと思ったら、それだけの距離を渡らなくてはなりません。

 

「ムケッカ」は、エビやカニなどの魚介類を中心に、タマネギやニンニク、ピーマン、トマトなどの野菜を長時間煮込むことで作られる、ブラジルの伝統的な鍋料理です。

地方によって、ココナッツ・ミルクやパーム油を使う「ムケッカ・バイーアナ」と、オリーブオイルと魚のだし汁を使う「ムケッカ・カピシャーパ」の2種類にわかれています。比較的よく知られているのは、前者のムケッカ・バイーアナ。水を加えずにココナッツ・ミルクで煮込むため、「ココナッツ・ミルクの海鮮シチュー」とも呼べる一品です。

 

じっくり長時間煮込まれた魚介類からは芳醇な甘みが醸しだされ、大西洋に思わず感謝を捧げたくなるほど美味。風味付けにと散らされたコリアンダー(パクチー)の清涼感が、後味をすっきりと保ってくれます。

日本人にも馴染みやすい味わいですので、初めてブラジル料理を食べるという人にもおすすめの鍋料理。ぜひ一度ご賞味あれ。

黄金に輝く鍋料理「ギャコック」

黄金色に輝くボディに中央部の突起、下部にも窓が設けられたほかに類をみない得意な形の鍋。

こちらはチベットやネパールで食べられている鍋料理。その名も、「ギャコック」といいます。

真ん中の突起物は空洞になっていて、そこに炭を入れます。下部の窓から空気を入れて炭火を起こし、それを熱源として温めるちょっと不思議な鍋です。

 

煮込み始める前に、鍋の中で「ジンブー」というニンニクに似た香辛料をバターと絡めてソテーするのが特徴。こうすることで、スープにジンブーの風味と旨味を加え、後から加えられる鶏ガラスープを引き立たせるのです。

 

具材には骨付きのスペアリブや人参、ピーマン、インゲンなどカラフルな野菜を入れます。特にスペアリブは一度試す価値あり。箸で崩せるようになるまで柔らかく煮込まれたスペアリブを、ジンブーの風味が溶け込んだスープと一緒に頬張れば天にも昇る、いや、涅槃にも到達するような心持ちになれること間違いありません。

スープを飲めばすべてがわかる「カタプラーナ」

カタプラーナ

前回ご紹介したタジン鍋と似た鍋料理、実はポルトガルにもあるのです。

その名も「カタプラーナ」。エビ、カニ、ムール貝などの魚介類とトマト、白ワインを入れて煮込むポルトガルの伝統的な鍋料理です。

 

鍋はやや丸みを帯びた形状をしており、素材には銅が用いられます。銅は熱伝導率の高い金属で、まんべんなく具材に火が通るのでムラなく仕上がり、調理時間も短縮されるためです。

鍋には留め金がついており、鍋本体と蓋ががっちり隙間なく重なる構造になっています。タジン鍋と似ているのはこの点で、具材から染みだした水分が外に逃げられないような構造になっているのです。

違うのは、その目的。

タジン鍋では砂漠地帯で貴重な水分を活用するためでしたが、カタプラーナでは「素材の持つ旨味を余さず味わうため」なのです。

 

一般的な鍋では、素材が持つ本来の風味や栄養はまずスープに溶け出し、そしてスープが蒸気となって逃げることで少なからず失われてしまいます。そのため調味料を足して味を整える必要があるのです。

しかし、密閉されたカタプラーナの鍋の中からは風味も栄養も何1つ失われることはありません。スープにすべて溶け込んでいるからです。カタプラーナを食べるときには、まずスープを口に含んでみてください。それだけで、カタプラーナのすべてがわかります。

 

ただし、食す際には、1つ注意を。絶対に、スープは飲み干さないようにしましょう。

なぜなら、残ったスープにお米を入れてリゾットにするためです。

リゾットまで食べて初めて、カタプラーナを味わったといえます。

知られざる鍋料理の数々

今回は少しだけマニアックな鍋料理をご紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?

もちろん、これでもほんの1部。世界には、まだまだ知られざる鍋料理の文化がたくさんあります。日本にだって、まだ食べたことがない、見たこともないような鍋料理があるかもしれません。

 

日本にも世界各国の鍋料理を提供している専門店があります。お近くにあるならぜひ足を運んでみてください。もしお近くにない場合は、dデリバリーのご利用を。

ご自宅まで、アツアツの鍋料理をお届けします。

 

 

 

 

 

 

 

Reference:Flickr,Party Lin Flickr,Shinya ICHINOHE

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