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2015.05.09

寿司も丼もご飯があってこそ!白いご飯の誕生秘話

ご飯
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まず、白米ありき

私たちの生活に欠かせないソウルフード・白米。

和食の代名詞ともいえるお寿司や丼といった料理は、まず白米が存在しないと成立しませんよね。

 

ホカホカの湯気が立ちのぼり、キラキラと光り輝く純白の白いご飯を目の前にすると、ナチュラルに「いただきます」と手を合わせてしまう条件反射は、日本人として生まれ育った宿命ではないでしょうか?

 

当たり前のように食べている白いご飯ですが、彼らは一体いつから私たち日本人の側にいるのでしょう。

あなたの食卓に並ぶまで、白いご飯は長いあいだ旅をしてきました。

 

ここでは、時代をまたにかけたお米の歴史についてご紹介します。

時をかける白米

米

日本における稲作の歴史はとても古く、なんと今から約3000年前の縄文時代後期に始まります。

朝鮮半島から北九州地方に伝わったお米作りの技術は、弥生時代を迎えると日本列島を東にどんどん進んでいきます。

 

その勢いは留まることを知らず、北九州から近畿圏、東海地方まで勢力を拡大。

お米エリアは、関東地方を越えてそのまま東北地方にまで広がります。

 

日本列島で巻き起こった一大お米ムーブメント。

実は、このお米ムーブメントが日本の基礎を作っていきました。

 

稲作の広がりとともに、日本の人口は爆発的に増えたと伝えられています。

 

お米には、三大栄養素であるタンパク質・脂質・でんぷんがバランスよく含まれています。

また、疲労回復の効果があるビタミンB1、抗酸化作用があるビタミンEなどの栄養素もあり、お米はまさに栄養の宝庫。

それまでドングリが主食だった食生活が改善され、日本人の死亡率は低下していきました。

 

日本創生の時代から、私たちの暮らしを見守ってきたお米。

今も昔も変わらないお米パワーのおかげで、今日の日本は作られていったのですね。

ほかほかの白いご飯なりけり

平安時代

稲作の技術が広まった弥生時代ですが、その調理法は玄米を土器で蒸したり煮たりするもので、現在の「白いご飯」の姿とは少し様子が違いました。

 

奈良時代・平安時代から、現代の私たちに馴染みの深い「白いご飯」に近づきます。

 

奈良時代には、いくつか蒸気孔が開けられた甑(こしき)でお米を蒸す調理法がメイン。

「強飯(こわめし)」と呼ばれ、貴族の定番の主食になっていきます。

 

当時、庶民の食卓には、依然として雑穀や玄米が並んでいたとされます。

お米は富の象徴でもあったのですね。

 

さらにお米の歴史を辿っていきましょう。

雅な国風文化が花開いた平安時代。

そんな平安時代では、強飯からさらに水分を飛ばした「姫飯(ひめいい)」が登場します。

柔らかなお米のもちもちとした食感が楽しめるようになりました。

もしかしたら、白米の美味しさを和歌にしたためた歌人もいるかもしれませんね。

時は白米戦国乱世

歴史

あまたの戦国武将が天下統一を目指し、日本全土が唸りをあげた時代に、お米文化にも改革が訪れます。

群雄割拠の鎌倉時代、人々の調理場に「羽釜」が登場しました。

 

羽釜の登場により、煮る・水分を飛ばす・蒸すといった工程を組み合わせた「炊く」という料理法が可能になります。

さらに、羽釜の厚い底には丸みがつけられ、熱が均等にまわるための工夫がほどこされています。

釜炊き

お米を炊くためだけに作られた羽釜。

お米を美味しく!もっと美味しく!という先人たちの執念を恐ろしく感じると同時に、“炊く”という概念を創りだした英知への感謝の気持ちも抱いてしまいます。

 

さらに、「白いご飯・味噌汁・漬物」という、一汁一菜の定番スタイルもこの頃から始まります。

畑の肉とも称される大豆から作られるお味噌汁には、ビタミン、ミネラル、繊維質が豊富に含まれており、名実ともに白いご飯の良き相棒です。

お漬物は、白米の立役者。

美味しいお漬物があるだけで、どんどんご飯が進みますよね。

 

羽釜の登場。一汁一菜の定番スタイル。

動乱の時代に生きた日本人の、「お米を100%味わいたい!」という魂の叫びが聞こえてきそうです。

室町、江戸、そして…

食卓

天下泰平の時代を迎え、農業技術の向上・品種改良とともに人々の生活は安定し、江戸時代中期にはどの家庭の食卓にも白いご飯が登場するようになります。

 

さらに、より美味しくお米を炊くために羽釜は「蓋付き釜」に進化します。

その一方で、お米創世記である弥生時代から続く、煮る・蒸すといった調理法も、「おこわ」「おかゆ」といった姿で日本人の食生活のなかに残ります。

 

そして現代。

白いご飯は、私たちの生活になくてはならない存在になりました。

炊飯器のてっぺんから蒸気がもうもうと立ち昇っている光景は、どの家庭でも見受けられます。

ボタンひとつで炊きたてのご飯が味わえますが、私たちの食卓にのぼるまでお米は長い歴史を辿ってきました。

 

dデリバリーには、そんなお米を使ったメニューが盛りだくさん!

カレーに丼、お寿司にお弁当。

いつもだったらメインのおかずに気を取られてしまいますが、たまにはお米の歴史に想いを馳せて料理を楽しむのもいいかしれませんね!

 

 

 

 

 

 

 

 

Reference:Flickr, tomomi yoshioka

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