2016.07.05

七夕には「そうめん」!そこに込められた願いとは

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7月7日は七夕。

 

年中行事には、それにまつわる伝統料理を食べるのも楽しみの一つですが、「七夕に食べる料理」は、ピンと来ない人もいるのではないでしょうか。実は、七夕の伝統料理は、夏にぴったりな「そうめん」。

 

七夕にそうめんを食べるという風習には、七夕ならではの由来と、長い歴史、そして麺類にまつわるちょっと意外なお話もあるのです。

 

平安時代から続く人々の願い

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7月7日の七夕は、いつもは天の川に隔てられている織姫と彦星が、一年に一度だけ出会えるロマンティックな日。また、願い事を書いた短冊を笹の葉に吊るして、星にお願いする日でもありますね。七夕に食べるそうめんにも、人々の願いが込められているのです。

 

一つは、「無病息災」。

 

日本の七夕の行事は古く、宮中や貴族の文化から始まりました。平安時代の書物に、「七夕にそうめんを食べると大病にかからない」という記述が残っています。

 

その後、江戸時代には、庶民も七夕を楽しむようになり、そうめんを食べるという風習も広まったと言われます。暑くて食欲が落ちがちな夏も、「ツルッと食べやすいそうめんを食べて乗り切ろう!」という意味合いもあったとか。

 

もう一つは、「織姫様のようになりたい」という願い事。

 

七夕ストーリーのヒロインである「織姫様」は、織物や裁縫がとても上手だったと言われています。麺類の中でもひときわ細いそうめんは、糸のようにも見えますよね。また、なめらかに流れる「天の川」のイメージにも重なります。

 

それらのことから、そうめんには、「織姫様のように針仕事が上手になりますように」という願いが込められるようになったのです。現代風に言えば、「女子力アップしたい♡」でしょうか。

七夕のお菓子「索餅(さくべい)」の意外な真実

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七夕の行事食には、そうめんだけでなく、「索餅(さくべい)」というお菓子もあります。小麦粉や米の粉を水で練り、縄状にねじって揚げた、中国生まれのお菓子です。

 

古代の中国の伝説に、7月7日に亡くなった子どもが鬼神となって熱病をはやらせたため、その子が好きだった索餅をお供えした、という話があります。そのことから、7月7に索餅を食べることが民間行事になったとか。

 

その後、奈良時代に、七夕の文化が索餅と共に日本へ伝わりました。

 

日本では、七夕にそうめんと索餅を食べるようになったのですが、そもそも「そうめん」を始め、日本の麺類の原型こそ「索餅」であると言われているのです!

 

もともと中国で「餅」と名のつく料理は、麺系、パン系、パイやドーナツなどのお菓子系までさまざま。日本に伝わった索餅は、より麺っぽいものが「そうめん」に発展し、よりお菓子っぽいものが「索餅」として定着していったようですね。

今年の七夕は、星を見ながらそうめんを食べよう

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夏の定番メニュー「そうめん」が実は七夕の行事食で、こんなに長い歴史があったなんて、驚きですよね。

 

今年の7月7日には、夜空の星を眺めながら、そうめんを食べてみませんか?

無病息災や、女子力アップにつながるかもしれませんよ。

 

「もうすぐ七夕なのに、そうめん買ってない!」という人は、dデリバリーで探してみてはいかがですか?麺類や丼もののお店の中には、夏場に冷たいそうめんをデリバリーできるお店もあるのです。

 

ぜひ見つけてみてくださいね。

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